2018年3月13日火曜日

無呼吸ありませんか?


暖かい日が続き、少しずつ春の訪れを感じられるようになってきましたね。

院内も日差しが入りポカポカです(*^-^*)

こんなぽかぽかな陽気だとウトウトと眠くなりますよね。













けれど、その眠気が強かったりこちらの症状が当てはまることはありませんか?

睡眠時間は十分なはずなのに疲れが取れない
大きないびきをかく

睡眠中に呼吸が止まっていると指摘されたことがある

肥満、糖尿病や高血圧である



ご自分に当てはまらなくてもご家族はどうでしょうか?
もし当てはまる場合は睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。

睡眠時無呼吸症候群とは気道の閉塞などが原因で睡眠中に何度も呼吸が止まった状態(無呼吸)や止まりかける状態(低呼吸)が繰り返される病気です。




心筋梗塞、脳卒中などの合併症を引き起こし、治療せずに放置しておくと生命に危険が及ぶ場合もあります。

 当院では睡眠時無呼吸症候群の検査及び治療を行なっています。

検査は寝る前に腕に簡単な検査装置を装着して行うもので、入院の必要はありません。

(結果によっては入院をして詳しい検査が必要な場合もあります)

中〜重症の方は一定圧を加えた空気を鼻から送り込むマスク(CPAP)による治療が行われ、きちんと治療をすれば高血圧や循環器疾患のリスクが低くなると報告されています。

 心配な方はまずはご相談ください。



詳しく知りたい方はこちらもどうぞご覧ください。(CPAPを取り扱っている帝人が運営しているサイトです)
無呼吸なおそう.com
By A.A

2018年3月4日日曜日

花粉症がついに来た。(当院も治療しています)


自宅から望む、今日午後の八ヶ岳。垂直な飛行機雲がきれいでした。

昨日から暖かくなり、今日は完全に春の暖かさでしたね。
私は花粉症もちで、数年前までは外出時にマスクと花粉症用メガネを手放すことはできず、病院の駐車場から病院に入る短い距離でも、メガネをしながら半分目をとじて薄目で移動していました。それでも、目はかゆくて真っ赤になり、くしゃみと鼻水がとまらず、最高のシーズンなのに、最低の体調で、本当に閉口していました。この頃は花粉症の薬を飲むとすごく眠くなってしまい、これはこれでとても具合が悪く、治療を諦めていたからです。
しかし、数年前から寝る前に1錠だけの内服でよい新しいお薬を使用するようになり、劇的に花粉症の症状は改善しました。残念ながら、今日はいきなり暖かくなってしまったので、薬を用意はしていたものの、一昨日も、昨日も飲み忘れてしまいました。その結果、朝、外にでて、いきなり花粉の攻撃にたじろいでしまう失敗をしてしまったのですが、今日からは必ず薬を飲むぞと堅く決意しています。
当院は高血圧などの生活習慣病の患者さんがほとんどですが、花粉症の治療もしています。今日も数人お見えになりましたが、最近の薬は眠気も少ないものが多く、おすすめです。是非、お困りの方は受診をお勧めします。

タイ、ランパン病院のスタッフの方たちが佐久に来てくれました。

4年程前、台湾の小さな研究会でタイの北部の地方都市、ランパン病院の先生と知り合いになり、翌年、バンコクでのアジア血管外科学会の折に同病院を訪問しました。タイ訪問は始めてでしたし、小さな田舎の病院であろうと、後輩の新津医師と少し上から目線で伺いました。しかし、2日間手術を見学し、手術の技術の高さ、症例が豊富であること、また4名の若い心臓外科医の真摯な人柄にすっかり魅せられました。その結果、新津医師はその後、同病院に1年間留学し、昨年帰国したのですが、今回、部長のNuttapon Arayawudhikul先生、最初に知り合いになったJalearn先生と、看護師さん、臨床工学技士さん10名ほどが佐久医療センターに見学に来てくれました。2名の先生以外は日本初訪問なのに、前日バンコクを出発して朝、東京に到着。そのまま軽井沢に移動して、夜、医療センターの心臓外科スタッフと軽井沢駅前の居酒屋で懇親会。初めての日本の夜が、すごく寒い日で、おまけに真っ暗な人気のない街に、とんでもないところに来てしまったと思ったことと思います。寒くて我々も凍えていましたが、Nuttapon先生はなんと半袖。「No problem」といっていました。看護師さんとも片言の英語で会話。インターナショナルな、楽しい懇親会でした。クリニックがメインの仕事になると、このような海外の人たちと接する機会が激減してしまうのは少し寂しいですね。これからこのような輪が広がっていくであろうと若い医師たちがうらやましいです。
右列4番目(私の隣)がNuttapon先生、左列3番目がJalearn先生