2018年8月28日火曜日

越後妻有アートトリエンナーレ

ブログの更新がなかなかできませんでしたが、今回は私の好きな現代美術の話題を。
クリニックには、いくつかの美術作品や美術ポスターを展示していますが、私は、30年近く、現代美術の鑑賞をすることが一番の趣味です。
8月の連休に、越後妻有アートトリエンナーレに行ってきました。妻有は、長野から向かうと、長野県最北端の栄村から入った津南町や十日町一帯を言います。トリエンナーレというのは3年に1回のイベントなのですが、すでに20年近い歴史があり、東京23区(約620km2)より広い760kmの広い里山地域にアート作品が点在しており、ガイドブックを見ながら車で移動です。
 印象に残った作品をいくつかご紹介します。
 現代美術は「難しい」と思われる方もいるかもしれませんが、子供でも楽しむことのできるすてきなアートイベントです。私は、7回とも見に行っていますが、何回いっても里山の景色とともに、新たな発見があり、楽しい夏休みになりました。
 会期は9月17日まで。佐久からは高速道路を飯山インターでおりて、2時間半程度。ぜひお時間のあるかたはチャレンジしてみてください。



妻有里山現代美術館の広い中庭のレアンドロ・エルリッヒの作品。
ある1カ所にたつと、建物が湖に写っているようにみえる作品です。
絵本作家田島征三の絵本と木の実の美術館。
昔の小学校がそのまま美術館に変身しています。
景勝地清津峡の観光トンネルの先端には清津峡の景観を反転して移す「水盤鏡」が。
人が多くて、ゆっくり見ることができませんでしたが、今回の1番人気でした。

無人の駅に設置された、双子の大きな石。
これも美術作品です。