2018年6月5日火曜日

ル カレさんとのコラボ企画『減塩フレンチ&ミニ健康教室』のご報告


こちらでもお知らせしていた本格フレンチレストラン ル カレさんとのコラボ企画の『減塩フレンチ&ミニ健康教室』を6月2日(土)に開催しました。




今回も沢山の方にお越しいただき、ありがとうございました。
リピーターの方もいらっしゃいましたが、今回が初めてでお一人で参加して下さった方も何人かおられました。

カウンター席があるので、お料理の間もお隣になった方とお話しされたり、調理を見たり、シェフと談笑されたりと楽しまれていたご様子で一安心でした。



4・5月は『減塩』がテーマでしたが今月と来月は『動脈硬化』がテーマです。

まずは、お料理からいただきます。
前菜:玉ねぎとアンチョビのキッシュ、季節野菜のサラダ添え
前菜のお野菜はシェフのおうちで作られた自家製野菜です。基本的にお野菜は地元のものを使っているそうです。
写真を撮り忘れてしまいましたが、自家製パンも出していただきました。
スープ:人参の冷製ポタージュ

人参の冷製スープは1人分を作るのに、にんじん1本を使用しているそうです。
砂糖は使っていないそうですが、自然な甘みがあり人参独特の臭みもなく本当に人参!?というお味でした。
メイン:信州サーモンのポアレ 焦がしバターソース
信州サーモンは皮がパリパリだけど身はしっとりやわらかでした。数日前から下味をつけるなどの仕込みをしていて、手間暇がかかっているそうです。
デザート:お米のアイスクリーム ルバーブと苺のソース
もち米とコシヒカリをアイスクリームに混ぜ込んでいるため、お米の持っているコクを生かしていて砂糖も最小限とのこと。

美味しかったのはもちろんでしたが、前菜・スープ・パン・メイン・デザートすべて含め塩分量は2g以下とかなりの減塩で作っていただきました。
高血圧の方の目標塩分量は6g/日未満なので、1食2g未満の換算となり理想的な塩分量で仕上げていただきました。


お料理を美味しくいただいた後は、シェフのお二人にオープンキッチンで魚の皮面をパリッと美味しく焼くコツ、バジルソースの作り方のデモンストレーションをしていただきました。
オープンキッチンで実演していただきました
魚はフライパンと油が冷たいうちから魚を置き、低温でじっくりと皮の面から焼いていくのがコツだそうです。
少しずつかき混ぜながらミキサーにかけます
バジルソースは火を使わずミキサーだけで簡単に作れますが、ちょっとずつミキサーにかけるのがコツのようです。

最後に焼いた魚とバジルソースを盛り付けていただきました。

私はてっきりソースはお魚の上にかけるのだと思っていましたが、せっかくパリパリに焼いた皮が台無しになってしまうので、お皿につけるのがポイントだそうです。
一緒に添えてある茶色のソースはバルサミコ酢を煮詰めたものです。
少しの手間が美味しい料理につながっているんですね。

最後に院長から動脈硬化について、佐久医療センター管理栄養士の樋口さんからは脂質異常症における食事のポイントについてのミニ健康教室があり、皆さんメモを取りながら真剣に聞かれていました。

次回は7月7日を予定していますが、すでに定員に達してしまいました。
ただし、キャンセルが出る場合もありますのでご希望の方はル カレさんへお電話をお願いします。
ル カレ 電話:0267−77−7605
ByA.A

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