2018年2月13日火曜日

院長の健康日記4 魚を食べよう!


寒い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしですか。今年はすごく寒いですが、佐久地域は降雪が少なく、本当に助かっています。実は大雪がふったときの除雪をどのようにするかは大問題だったのですが、今年は幸い、本格的な除雪はまだ1回だけ。なんとかこのまま春になってほしいものです。

さて、私の血圧はおかげさまで順調な低下傾向をほぼ維持。最近は朝の血圧が上で120台、下は良い日には80を割る日もあります。もちろん、ずっと下がり続けることはないので、そろそろ目標値、この辺りを維持できればと思います。でも、患者さんにもよくお話ししているのですが、時々血圧の高い日もあります。2月の初めには下の血圧が2日続けて90越え。前日の飲みすぎでやや2日酔い気味であったことも原因かな?と思いますが、幸い、その後は再び下がっています。



さて、今日は食事の話題を一つ。皆さんにもよくお伝えしていることですが、お肉に比べてお魚は動脈硬化の予防に有用でることが証明されています。魚に含まれるn-3系多価不飽和脂肪酸の摂取量の増加が心筋梗塞や脳梗塞などによる死亡を減らすことや、狭心症や心筋梗塞の発症率を減らすとの報告がたくさんあります。n-3系多価不飽和脂肪酸とはよくサプリメントの広告にでてくるEPADHAとよばれるものですが、日本動脈硬化学会の「動脈硬化性疾患予防ガイドライン」(ガイドラインとは推奨される治療方法のまとめです)では、摂取量を増やすことにより中性脂肪の低下や狭心症などの発症抑制に有効であるとして、強く推奨されています。さて、では、どんな魚に多く含まれているかは、水産庁のホームページから拝借した下のグラフを見てください。
クジラはちょっと非現実的ですが、それ以外の魚は「ツルヤ」でもよく見かけるものです。一般には白身や赤身の魚より青い魚の油に多く含まれています。
さて、料理方法は?一番は生で食べる刺身。油の落ちない鍋やムニエルがよいようです。写真のようなおいしい焼き魚は、油が出てしまうため減点ではありますが、食べないよりは当然よいです。

 ただ、どうしでも醤油を使う場合が多く、ここは塩分との兼ね合いが少し微妙ではありますね。この辺も、少し掘り下げてしばらく先にご報告したいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿