2018年3月4日日曜日

タイ、ランパン病院のスタッフの方たちが佐久に来てくれました。

4年程前、台湾の小さな研究会でタイの北部の地方都市、ランパン病院の先生と知り合いになり、翌年、バンコクでのアジア血管外科学会の折に同病院を訪問しました。タイ訪問は始めてでしたし、小さな田舎の病院であろうと、後輩の新津医師と少し上から目線で伺いました。しかし、2日間手術を見学し、手術の技術の高さ、症例が豊富であること、また4名の若い心臓外科医の真摯な人柄にすっかり魅せられました。その結果、新津医師はその後、同病院に1年間留学し、昨年帰国したのですが、今回、部長のNuttapon Arayawudhikul先生、最初に知り合いになったJalearn先生と、看護師さん、臨床工学技士さん10名ほどが佐久医療センターに見学に来てくれました。2名の先生以外は日本初訪問なのに、前日バンコクを出発して朝、東京に到着。そのまま軽井沢に移動して、夜、医療センターの心臓外科スタッフと軽井沢駅前の居酒屋で懇親会。初めての日本の夜が、すごく寒い日で、おまけに真っ暗な人気のない街に、とんでもないところに来てしまったと思ったことと思います。寒くて我々も凍えていましたが、Nuttapon先生はなんと半袖。「No problem」といっていました。看護師さんとも片言の英語で会話。インターナショナルな、楽しい懇親会でした。クリニックがメインの仕事になると、このような海外の人たちと接する機会が激減してしまうのは少し寂しいですね。これからこのような輪が広がっていくであろうと若い医師たちがうらやましいです。
右列4番目(私の隣)がNuttapon先生、左列3番目がJalearn先生

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