2021年3月24日水曜日

当院での高血圧治療、初診時にはこんな感じになります。

 健診などで「高血圧」の指摘を受けられた方、前から高血圧を指摘されているけど、特に症状もなく、治療をされてこなかった方、当院の名称をみて、あるいはホームページなどをみていただき受診を検討していただく方もいらっしゃると思います。


皆様が不安なく、当院での治療をお受けいただくために、ここで簡単な当院での治療コースを説明させていただきます。


当院ではおおむね定型的な治療のコースを設定し、院長、看護師を中心としたチームに患者さんも参加していただき治療を進めていきます。


最初の受診時(初診時)

問診表にも記載していただきますが、これまでの経過などのお話を伺います。この際、これまでの健診の結果などをお持ちでしたが見せていただけると大変役にたちます。また、ご両親やご兄弟などが「高血圧」などの病気をもっていないかなども大切な情報として伺います。もし、しばらく健診などの検査をお受けになっていない場合には、初診時に採血検査をさせていただきます。これは、高血圧による臓器の障害がないか、また動脈硬化等をすすめる他の要因がないかなどを確認させていただきます。

初診時には当院の特色として、肥満度、脂肪量、筋肉量などを調べる「体組成検査」、簡単な動脈硬化度をしらべる検査を施行させていただきます。(2つとも医療費のかからない無料の検査です)

検査と併せて、看護師より「家庭血圧の測定方法」を説明し、「塩分チェックリスト」を使用して現在の塩分の摂取状況を点数かするとともに、減塩のポイントについて、指導させていただきます。(このブログのあとにある血圧側手方法の動画をご覧いただいていると、時間の短縮が可能です。)

最後に、再度院長が内服をすぐに開始する必要があるか否かを判断し、患者さんご本人と相談させていただきます。当院では3/4程度の患者さんは、初診時には内服を開始せず、4週間程度家庭血圧を測定、記録していただきます。再診時、内服開始について検討しますが、そのまま内服なく、生活習慣の改善で経過観察させていただいている患者さんもいらっしゃいます。


0 件のコメント:

コメントを投稿