2022年1月1日土曜日

スタッフインタビュー 医師アシスタント・岡田幸江 ホテル業、介護職からの転身「人と接しているのが好き」

クリニックにお越しいただく皆さんと、スタッフ一同、普段、コミュニケーションをとる機会はありますが、私たちのライフヒストリーについてお話することは滅多にありません。皆さんに、より安心して、クリニックにお越しいただき、お話いただけるよう、スタッフのインタビュー記事を掲載しています。

今回は今年5月にクリニックに入った医師アシスタント(医師事務作業補助者)、岡田幸江です。


Q もともとはどちらのご出身ですか?

広島県です。夫の転勤で福井に行き、その後長野市に移って、また広島に帰って、それから佐久に来ました。佐久にはもう10年ほど住んでいます。住みやすい場所なので、ここに永住しようかと夫と話しています。

Q 佐久のどういうところが気に入ったのですか?

来たばかりの頃は、すごく寒くて泣きそうでした(笑)。4月の半ば頃に来たんですけど、まだ雪が降っていて寒くて寒くて…。広島だったらもうその時期、桜が満開なので驚きました。でも、暮らし続けてみると、冬は寒いですけど、夏は日中暑くても夜は涼しくて過ごしやすいですし、何より晴天率が良くて、いい天気の日が多いのが好きです。あとは自然も…。浅間山が見える場所に家を建てたので、毎日のように眺めています。

Q. クリニックに入る前はどういうお仕事をされていたんですか?

介護職が長かったですが、ホテル業をやったり、病院で看護助手をしていたこともあります。業種は違うんですけど、一貫して接客業をやっていますかね。人と接することが好きなんだと思います。

ホテルで働いていた頃も、結婚式を挙げる方とか、宴会を開かれる方とか、担当になった方との打ち合わせをはじめ、コミュニケーションを取れるのが一番楽しかったです。

佐久に来てからは8年ほど特養施設で介護職に就いていました。最初は自分には無理なんじゃないかと思っていました。特養施設は介護度が高い方が集まっていて、そういう場所で介護の仕事を突き詰めたいと思って入りはしたんですが、おむつ交換や排尿が入った尿瓶の処理なども職員がやらないといけないので、それをできる自信がなかったんです。

でも、実際にやってみたら、特に気にならなかった。ご年配の方は自分より長く生きていらっしゃるので、尊敬の気持ちもあったかもしれません。 

Q. 介護のお仕事の楽しさはどんなところにありましたか?

介護度が高い方だと、常にコミュニケーションをとれるわけではないんです。でもいつもは返事をしてくれない人が、今日はしゃべってくれた!みたいなことがあると、うれしかったですね。認知症の方の言葉に励まされたりすることもありました。体力は使う仕事ですけど、年配の方とのやり取りにいつも癒されていました。

私も将来は、「ありがとう」っていつも言えるような素直でかわいいおばあちゃんになりたいと、利用者さんたちを見ていて思いましたね。

Q 今回、長らく勤めていた介護職を離れて、佐久心臓血圧クリニックに移られたきっかけは?

まずは正規職員で働きたいという思いがあったことですね。 新しいことにチャレンジするのは、歳を重ねるごとに難しくなりますから、今のうちに、これまで挑戦したことがないこともやっておきたいと思うようになったんです。

そんな時に、偶然クリニックの求人票を見つけました。ホームページやブログに載っているスタッフの方々のインタビューを読んで、皆さんすごくいい関係性で、連携をとってやっていらっしゃる感じが伝わってきましたし、クリニックに通っている患者さんの知り合いもいて、その方からもすごく雰囲気がいいところだよと話を聞いて、挑戦してみることにしました。とはいえ、まさか採用していただけるとは思っていなかったので、ありがたいなと思っています。

Q クリニックに来てからはどういうお仕事を担当されていますか?

主に院長の隣に座って、患者さんと院長がお話されている内容や、お薬の処方などを聞いて、パソコンでカルテに記録しています。

まだ全然完璧にできないんですけど、院長からは、患者さんの細かな状況まで入力してほしいと言われています。血圧などは普段の生活が密接に関わってきますし、日々の細かな変化も押さえておくことが重要なのだと思います。

次に診察に来られたとき、患者さんも院長も、すべてを覚えているわけではないので、患者さんのことが全部カルテに書かれている状態にするのが理想ですよね。でもここまで忙しいクリニックで、院長のように細かく丁寧にカルテに記録されている先生は珍しいんじゃないかと思います。



Q 先ほど、看護助手として働かれていたこともあったと仰っていましたが、その頃とはまた違いますか?

そうですね。広島に住んでいた頃に、そのときは大きな病院で、主に看護師さんの補助という形で働いていました。患者さんを誘導したり、先生が書いたリハビリ指示書をパソコンに入力したり、といった業務を担っていました。

そのときは整形外科やリハビリテーション科だったので、クリニックに来てから循環器の”奥の深さ”に驚きました。もちろん整形外科とかもそれぞれの奥深さはあると思うんですけど、心臓って体のすべてとつながっていて、関係しているじゃないですか。どこか体の一部の話で終わらない。心臓がこうなっているから、こうなって、こっちもこうなって…ってどんどん繋がっていくのがおもしろくもあり、難しくもあります(笑)。

Q 介護の頃とはまた違う専門用語とかも出てきて大変ではないですか?

今頑張って学んでいっています。この歳になって、いろいろ勉強するのは大変ではあるんですけど、でも楽しいです。

一方で、お客様との接し方という意味では、基本的なところは、クリニックでも介護施設でもホテルでも一緒なのかなと感じてもいます。こちらから一方的に伝えるのではなくて、相手が何を言いたいのかをきちんと聞いて、納得してもらいながらお話を進めていくような姿勢が大切なのかなと思っています。 

とはいえ、今の業務では、私が患者さんと直接接する機会は少ないんですけど…。受付のお手伝いをさせてもらうときや、検査の紹介をする時ぐらいですかね。でも、患者さんのお名前と顔をもっと覚えていきたいなと思っています。そのほうがコミュニケーションが取りやすくなるはずですし、カルテを記入していく時にも、きっともっとよくなるんじゃないかと思っているので…。

まだまだ記録することに必死な状態で、画面ばかり見ている時間が長いですが、もっとできるようになっていきたいですね。

Q クリニックで働くようになって、よかったなと思うのはどんなところ、あるいはどんなときですか?

受付の事務の方や看護師さん、検査技師さん、皆さんがすごくうまく連携しながら回されていて、いつもすごいなと感じています。それぞれの役割分担がきちんとあって、でも欠けるところがあれば補い合って…。私も早くそのなかにきちんと入れるようになりたいなと日々思っています。

あと、患者さん、特に年配の方が、院長と話をされて「元気になったよ」「安心した」っていうおっしゃる方がいて、そういう時に私も温かい気持ちになりますね。私は病気のことは何もできないですけど、何か困ったことなどがあれば、声をかけていただきたいです。「クリニックに来てよかった」って思って安心して帰ってもらえたらうれしいですね。



Interview & Text / Ai.A

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